間取りは実家だったけど住んでいるのは夫と私と愛猫、そして去年亡くなった愛猫が12月から行方不明の設定だった。
リビングにいると奥の部屋から「にゃー」とか細い声が聞こえてカーテンがふわりと動き行方不明だった愛猫がとてとてとこっちに向かってきたので名前を呼んで抱きかかえた。
「3か月も1匹でどこにいたの」と喜びながら話しかけると、もう1匹の愛猫が興奮したように目がまん丸になり久々に嬉しそうに走り回っていた。
ご飯もお水もたくさん食べなよ、とお皿にザラザラと入れるも食べるそぶりはなく落ち着かないような仕草をしていた。
幸せな夢だった。
起きて亡くなった愛猫の遺影を見て現実に引き戻される。